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esportsプレイヤー

姉妹校卒業生

岩崎拓巳

世界の舞台で戦う、プロesportsプレイヤー。

高校生でプロesportsプレイヤーとしてキャリアをスタートし、これまで数多くの大会で華々しい結果を残してきた岩崎拓巳氏(以下、JJ)。
実は高校卒業後すでにプロとして活躍しながら、プロとして飛躍するために必要なあることを目的に、姉妹校へ入学。その理由とは!?プロを目指す人必見!業界の最前線で戦い続けるJJ氏のスペシャルインタビュー。

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姉妹校卒業生

岩崎拓巳

TAKUMI IWASAKI

GUTSGaming所属。選手名はジェノバ(JJ)。高校生でesportsプレイヤーになり、姉妹校のesports総合プロゲーマー専攻に入学。プロのesportsプレイヤーとして活躍し、国内・国外のあらゆる大会に出場。闘会議GP2017のレインボーシックス シージ大会にて日本一。プロリーグシーズン8APAC finalで優勝。アジア1位で世界大会に出場決定。プロリーグシーズン8 Final[世界大会]ベスト4。

「人脈」が、プロとしての可能性を広げる。

 すでにプロでありながら姉妹校のesports総合プロゲーマー専攻に入学したきっかけは何ですか?

岩崎 私の場合は異例かもしれませんが、すでにプロでしたから技術というより人脈を広げることが今後より飛躍するために必要ではないかと思い、専門学校への入学を検討することにしました。いくつか学校を調べたのですが、そのなかでも滋慶学園は、企業からの実践的な授業や交流ができる産学連携教育システムが充実しており、とても魅力に感じたので入学を決めました。在学中に企業の方々とのつながりを持てたおかげで、色々なところでお声掛けいただいたり、お仕事をいただくこともあったので、滋慶学園に入学した価値は非常にあったと思います。その他にも、自分で購入すると高価な最新設備が学校には揃っていますし、海外研修で貴重な経験もできるので、しっかり目標を持って入学すれば充実した学校生活になると思います。

 「学校」で学ぶこととYouTubeなど「独学」で学ぶことでは、成長に差が出ると思いますか?また、JJ氏が講師として大切にしていることはありますか?

岩崎 YouTubeなどの動画は、基本的に全員に対して発信されているので細かく説明されていませんし、見ただけではよく分からない人もいると思います。でも学校の場合は、目の前に先生がいて一人ひとりの質問に細かく答えてもらえるし、その人の可能性を引き出すことができる。人に見てもらうってすごく大事ですよ。
私が教えている授業は戦略系のゲームなのですが、すべてを教えるのではなく選択肢をいくつか提示してあげて、そこから学生自身で考える。このプロセスを意識して指導しています。やっぱり自分自身で考えることができる学生は伸びますね。

裏方として支えてくれているサポートメンバーのためにも勝ちたい。

 チームを支えているサポートメンバーの方々は、JJ氏にとってどんな存在ですか?

岩崎 とても大切な存在です。代表やマネージャーさんはスポンサーを探してきてくださったり、アナリストさんたちは何時間もかけて敵の情報を収集・分析してくださったりなど、見えないところで多くのスタッフさんたちが支えてくださっています。「その人たちのためにも勝たなければ!」と思いながらいつも大会に挑んでいます。

 一緒に学んだ同級生の方たちは、どんな道に進まれていますか?

岩崎 みんなゲームが好きなので大会運営やゲーム関連の会社などで、裏方として携わっている人も多いですね。大会でバッタリ会うこともありますよ。この業界は年々盛り上がりを見せているので、今後プレイヤーだけでなく様々な職種の方が活躍されていくと思います。

 在学中に学んでおくべきことはありますか?

岩崎 英語ですね!大会でせっかく海外へ行っても、海外のプロ選手たちと意見交換ができないのはすごくもったいない。練習の取り組み方やゲーム観など本当に全然違う価値観や方法を持っているので、コミュニケーションが取れないと貴重な意見を聞くチャンスを逃してしまうことも。それに、海外での活動を視野に入れている人も英語は必須ですね。実際に、私は何度か海外から引き抜きのお話もありましたよ。

ファンをつけるために、セルフプロデュースも大切。

 スポンサーやファンから選ばれるためにYouTubeやSNSを活用することも、今後は必要となりますか?

岩崎 そうですね、esportsプレイヤーを目指すなら、セルフプロデュース力も身につけたほうが良いと思います。世界ナンバー1の実績や実力がズバ抜けているのであれば、自ずと知名度は上がりますが、そうでない人はYouTube やTwitterなどのSNSを利用して、まずは多くの人に存在を知ってもらうように努力してください。そこで自分をアピールして少しずつファンを増やしていく。ファンがつけばイベントを開催したりグッズを出したりなど可能性が広がります。

 最後に、プロを目指す学生に向けてメッセージをお願いします。

岩崎 私の場合は、25歳までにプロゲーマーとして食べていけなかったら辞めると決めていました。幸いにも運と人脈が味方して仕事の幅も広がっています。みなさんも自分の目標をしっかり持って一日一日をムダにせずがんばってください!

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