京都テックに入学を決めた理由は?
裏方から人を支える、ホワイトハッカーに魅力を感じて
小中学生の時に、コンピュータを使う機会があり、「IT業界って面白そう」と漠然と思っていました。京都テックの存在は、高校に届いた資料やTVCMで知りました。一期生としてスタートするタイミングだったので、「いろんなことに挑戦できそう」と感じたのが大きかったです。
オープンキャンパスでホワイトハッカー専攻を知り、裏方として誰かの役に立つ仕事に惹かれました。もともとホワイトハッカーという職業自体は知っていましたが、改めて話を聞く中で、縁の下の力持ちのような役割が自分の性格にも合っていると感じ、進学を決めました。
印象に残っている授業は?
試行錯誤を重ねながら、ITの技術で企画を形に
1年生の時に取り組んだ企業プロジェクトが特に印象に残っています。学生世代に向けてパソコンのプロモーション案を考える内容だったんですが、当時はまだ知識も少なくて、チームみんなで試行錯誤しながら取り組みました。
姉妹校の3・4年生も参加していて、動画や映像制作の提案が多い中、自分たちは専門であるITの技術を活かした企画で挑戦しようと考えました。そこで、ロボットが店頭で身振り手振りをしながら商品を紹介するアイデアを提案しました。
先生に相談して、ロボットの動かし方を教えてもらいながら、実際に自分たちでプログラミングも行いました。結果として、敢闘賞をいただくことができ、大きな自信につながった経験です。
転機になった出来事は?
「このままじゃダメだ」と実感。悔しさを、成長のバネに
ただ、1年生の時に賞をいただけたことで、2年生の時は少し気が緩んでしまっていました。企業プロジェクトも2つ進めていたんですが、結果的に、どちらも賞には届かずで…。企業の方や担任の先生からフィードバックを受けて、「このままじゃダメだ」と実感しました。
そこからはしっかり向き合おうとチーム内でも意識を改め、細かい部分までこだわって取り組むようになりました。悔しさをバネにして挑んだ3年生の企業プロジェクトでは、学内で最優秀賞をいただくことができました。自分の中では、この時の経験が一番の成長のきっかけになったと思っています。
身についたと思う力は?
業界全体を見る視点や、チームで協力して進める力
企業プロジェクトを通して、技術だけじゃなく、業界理解や市場調査の大切さも身についたと思います。最初は「ホワイトハッカーとして仕事をするには技術が大切」だと思っていたんですが、実際の仕事となるとコスト面や実現性まで考えることがすごく重要だと気づくことができました。業界の幅広い知識を理解することが、最終的にホワイトハッカーとしての仕事にも結びつくのだと感じました。
また、チームで開発を進める力も身につきました。お互い苦手な部分やミスをフォローして、助け合いながら一つのものを作り上げる経験は、今の自分にとって大きな力になっています。
将来の目標は?
サイバー対処捜査官として、安全な環境と笑顔を守りたい
就活を進める中で、一度「自分は何がやりたいんだろう」と立ち止まった時期がありました。最終面接まで進んでも上手くいかず、企業の方からも「自分の軸をもっと持った方がいい」とフィードバックをいただきました。そこで改めて考えた時に、「自分がアクションを起こすことで、誰かを笑顔にできる仕事がしたい」と思うようになりました。
そんな時に知ったのが、京都府警察のサイバー対処捜査官です。子どもや高齢者の方がインターネットを安全に使ってもらえるよう啓発活動にも力を入れていると聞いて、「自分がやりたいことに近いかもしれない」と感じました。応募に必要な資格もあったので、すぐに勉強を始め、面接に進み、無事に内定をいただくことができました。これからは、地域の方に寄り添いながら、安全な環境と笑顔を守っていける存在になりたいです。




